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ルネサス、ATAPIコマンドもサポートしたUSB 3.0/SATA変換チップ

μPD720231
3月6日 発表

 ルネサス エレクトロニクス株式会社は6日、USB 3.0/SATA 6GbpsのブリッジLSI「μ720231」を発表。今月より量産出荷を開始する。

 2011年8月に発表した「μPD720230」に続くUSB 3.0/SATA 6Gbpsのブリッジチップ。ATAPIコマンドをサポートすることで、光学ドライブにも利用可能。一方、暗号化関連の機能が省略されたほか、動作電圧が2.5Vから3.3Vへ引き上げられている。

 同等機能を有する競合製品と比較して40%の部品点数削減を実現した電圧レギュレータやパワーオンリセット回路の内蔵、USB 2.0互換のBOT(Balk Only Transfer)に加えてUASP(USB Attached SCSI Protocol)をサポートするなどの特徴は引き継いでいる。UASP対応ドライバ、Windows 8のインボックスドライバのほか、Windows XP/Vista/7用が同社から提供される。

 パッケージサイズは6mm角の48ピンQFN。USB Implementers Forumによる認証も取得済み。

(多和田 新也)