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ドスパラ、「ドスパラタブレット」の液晶がTNと判明し、返品対応へ

「ドスパラタブレット」
2月21日 発表

 ドスパラは21日、Androidタブレット「ドスパラタブレット」の液晶パネルの仕様が発売時の説明と、実際の製品とで異なっていたと発表した。

 同製品の液晶は当初IPSパネルとされており、発売前のメディア用評価機もIPSパネルだった。しかし、実際の製品は視野角が狭く、ユーザーからIPSではなくTNパネルなのではないかとの指摘があり、ドスパラで調査を行なった。製造元からは、「当初採用を予定していたパネルに問題が発生したため、調達先を別会社に変えたが、規格書通りIPSパネルを採用している」との返答があったものの、ドスパラが複数の第三者機関に調査を依頼したところ、TNパネルである可能性が極めて高いとの分析結果を得た。

 この結果を踏まえドスパラでは、すでに購入したユーザーに対し、返品を受け付けることを決定した。また、継続利用を希望するユーザーについても、1,000円分のQuoカードを提供する。

(若杉 紀彦)