11月15日(現地時間)発表
Video Electronics Standards Association(VESA)とWireless Gigabit(WiGig) Allianceは米国時間の15日、「WiGig DisplayPort」規格の認証に向けた共同作業部会を発足したと発表した。
WiGigは、60GHz帯を利用する無線規格で、近距離通信を目的とするが、最大で7Gbpsという高速さが特徴。WiGigでは、2011年にWiGig Display Extension(WDE)と呼ばれるディスプレイ拡張PAL(Protocol Adaption Layer)を策定したが、今回の提携により同規格とDisplayPortに互換性を持たせる。これにより、ケーブル不要のDisplayPortが利用できることになる。
両者の提携は2010年に発表されていたが、このたび具体的な作業部会発足が発表された。
(2012年 11月 16日)
[Reported by 若杉 紀彦]