無線DisplayPortの開発に向け、VESAとWiGigが協業

11月3日(米国時間)発表



 Video Electronics Standards Alliance(VESA)とWireless Gigabit Alliance(WiGig)は3日(米国時間)、次世代の無線DisplayPortを共同開発することで合意したと発表した。

 WiGigは、Intel、Microsoft、NVIDIA、AMD、DellなどPC関連企業のほか、Panasonic、Samsung、Toshiba、NECなどの家電系企業およびBroadcom、Atheros、Marvellといった無線系企業らが加盟する団体。同団体が持つ、マルチGigabitの通信容量、パケット構造、双方向入出力機能を活用することで、DisplayPortの無線化を図る。

 無線DisplayPortは、PCを始め、プロジェクターや、タブレット端末、携帯端末など低消費電力機器にも展開を見込む。

(2010年 11月 5日)

[Reported by 若杉 紀彦]