HP、2012年度は3四半期連続の減収減益

8月22日(現地時間)発表



 米Hewlett-Packard(HP)は22日(現地時間)、2012年度第3四半期(5~7月)の決算を発表した。これによると、米国会計基準に基づく売上高は前年同期比5%減の297億ドル、純損益は同568%減の89億ドルの損失で、1株当たりの損失は4.49ドルとなった。これで2012年度は3四半期連続で減収減益となった。

 事業部別に見ると、Personal Systems Groupの売上高は、法人向けが9%、個人向けが12%で、計10%の減。出荷台数も10%の減少。Imaging and Printing Groupの売上高は3%減。プリンタの出荷台数は23%も落ち込んでいる。このほか、ソフトウェア部門は2桁の成長となったものの、Enterprise Servers, Storage and Networking部門も4%減となるなど、ほとんどの事業部で前年割れした。

(2012年 8月 23日)

[Reported by 若杉 紀彦]