LG Electronics Japan株式会社は、スマートフォン接続のMHLに対応した液晶ディスプレイ2製品を8月上旬より順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、23型の「IPS237L-BN」が22,000円前後、27型の「IPS277L-BN」が33,000円前後の見込み。
MHLは、Mobile High-Definition Linkの略で、出力デバイス側はUSB MicroB、ディスプレイ側はHDMIと同じ形状のコネクタを利用。MHL対応スマートフォンからケーブル1本で映像出力と充電が行なえる。HMLケーブルは同梱される。
透過率の高いIPSパネルを採用し、輝度やコントラストは同等のまま、従来モデルから消費電力を約2割削減。通常時の消費電力はIPS237L-BNが29W、IPS277L-BNが31W。省エネ機能としてさらに電力を低減できる「Super Energy Saving」を搭載。市販のセンサーを使用してハードウェアキャリブレーションが行なえる「True Color Finder」が付属する。
パネルサイズ以外の仕様はほぼ共通で、解像度1,920×1,080ドット(フルHD)、表示色数約1,670万色、応答速度5ms(中間色)、コントラスト比1,000:1(最大500万:1)、輝度250cd/平方m、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスはミニD-Sub15ピン、HDMI、HML対応HDMIの3系統。
本体サイズと重量は、IPS237L-BNが533×151.1×399.2mm(幅×奥行き×高さ)/3.6kg、IPS277L-BNが623×168.4×449.3mm(同)/5.3kg。
(2012年 7月 24日)
[Reported by 山田 幸治]