Microsoft、2012年度第4四半期は買収に伴う減損計上で赤字に

7月19日(現地時間)発表



 米Microsoftは19日、2012年度第4四半期(4月~6月)および通期の決算を発表した。

 これによると、米国会計基準(GAAP)に基づく売上高は180億5,900万ドルと前年同期比で4%増だったが、営業利益は同97%減の1億9,200万ドルと大きく落ち込み、純損益では4億9,200万ドルの赤字となった。これは、企業買収に伴う減損61億9,300万ドルを計上したため。1株あたりの損失は0.06ドル。

 通期の売上高は前年比5%増の737億2,300万ドル、営業利益は同20%減の217億6,300万ドル、純利益は同27%減の169億7,800万ドル、1株あたり利益は同26%減の2ドルとなった。

 事業部別の売上高は、Server & Tools部門が前年比12%増、Microsoft Business部門が7%増、Online Services部門が10%増、Entertainment & Devices部門が8%増だが、Windows & Windows Live部門は3%減となった。

(2012年 7月 20日)

[Reported by 若杉 紀彦]