7月21日(現地時間)発表
米Microsoftは21日、2011年度第4四半期(4月~6月)および通年の決算を発表した。
これによると、第4四半期の売上高は前年同期比8%増の173億7,000万ドル、営業利益は同4%増の61億7千万ドル、純利益は同30%増の58億7,000万ドル、1株当たり利益は同35%増の0.69ドルで、売上高は過去最高となった。
通年では、売上高が前年比12%増の699億4,000万ドル、営業利益が13%増の271億6,000万ドル、純利益が同23%増の231億5,000万ドル、1株当たり利益が同28%増の2.69ドルと、2桁の増収増益を記録した。
ビジネス部門の売上高は前年比16%増。Office 2010は歴代で最も売れ行きが良いバージョンとなっており、これまでに1億ライセンスを売り上げた。サーバー&ツール部門の売上高は同11%増。
Windows & Windows Live部門の売上高は、前年がWindows 7の発売年だったため、それと比べて2%減となっているが、Windows 7は4億ライセンスを販売した。
オンラインサービス部門は、検索サービスが好調で15%増。エンターテイメント&デバイス部門はXbox 360の好調に支えられ45%増の大幅増収となった。
(2011年 7月 22日)
[Reported by 若杉 紀彦]