マイクロン ジャパン株式会社レキサー事業部は、キャッシュとして使うことでHDDを高速化できるSSD「Crucial Adrenaline」(クルーシャル アドレナリン)を4月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後の見込み。対応OSはWindows 7。

　2.5インチSSD「Crucial m4」をベースに、HDDのキャッシュとして使うことを想定した製品。独自のソフトウェアをインストールすると既存のHDDと統合され、マイコンピューター上からは見えなくなり、HDDのキャッシュとして利用することで2～8倍の高速化を実現するという。アプローチとしてはIntel SRTに似ている。

　容量は50GBで、m4の64GBモデルをベースとし、うち14GBを性能最適化に使用しているという。最大シーケンシャル速度は500MB/sec、ライト速度は95MB/sec。ランダム4Kリード速度は45,000IOPS、ランダム4Kライト速度は20,000IOPS。インターフェイスはSATA 6Gbps。

　3.5インチ変換アダプタ、キャッシュ用ソフトウェアのパスコードなどが添付する。