マーケティング部 甲斐博一氏 |
日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、コンシューマ市場向けPCの販促キャンペーン「Love PC, Love HP.キャンペーン」を23日から開始する。
キャンペーンの説明にあたったマーケティング部の甲斐博一氏は、「パソコン選びの現状は、価格や仕様などの数字で判断されることが多く、アンケートでも“店員に勧められた”とか“なんとなく”などの回答もある。今回のキャンペーンでは、パソコンの選び方にこだわってほしい。HPのパソコン作りのこだわりを分かってほしいということをテーマにした」と語った。
パソコンはなんとなく選ばれていることが多い | ユーザーにもこだわって選んでほしい | エバンジェリストにはAKB48を起用 |
すでにキャンペーンサイトもオープンしている | TV CM第一弾は、前田敦子さんが「もしわたしがパソコンだったら」と語る | トレーラーは走るだけでなく、デモの機能も持つ |
今回は、若年層から大学生をターゲットとし、AKB48を「Love PCエバンジェリスト」として起用した。前田敦子さん、篠田麻里子さん、小嶋陽菜さん、板野友美さん、研究生の光宗薫さんの5人が登場する。
前回までのTV CMでは、楽曲もAKB48とのタイアップだったが、今回はロックギタリストのCharさんが弾く、ギター1本の音楽をバックに、PC選びのこだわりや愛着などのメッセージが語られる。このムービーは、すでにオープンしたキャンペーンサイトでも公開されている。
また、TV CMやWeb以外に、リアルの展開として「Love PC, Love HPトレーラー」によるプロモーションを行なう。全長5mに及ぶトレーラーにはAKB48のメンバーが描かれており、内部にはプロモーション用の機材が搭載される。トレーラーの後部には、リアルいいね! ボタンが用意されており、ボタンを押してくれた参加者には、グッズやクーポンなどがプレゼントされる。
なお、今後の「Love PCエバンジェリスト」には、AKB48に限らず、さまざまな分野と世代の人を起用する予定という。
会場には、Charさんが登場。持参した自らのシグネチャーモデルであるフェンダー“Charizma”についてこだわりを語った。また、「フェンダーにお邪魔したときに、1960年代からピックアップを作っているというスタッフに会えた。また、HPのPCはアメリカ製だと思っていたが、一部の機種は日本、しかも自分の故郷でもある東京で作っていると聞いて嬉しかった。国やメーカーを問わず、どこにでもこだわりを持った技術者の方がいる。そういう人たちが関わった製品を使えるということは素晴らしいことであり、製品を買うときにも、そういう部分にこだわって選んでほしい」と、作る側のこだわりをユーザーも理解してほしいと述べた。
(2012年 2月 22日)
[Reported by 伊達 浩二]