NECパーソナルコンピュータ株式会社は、外出先から自宅のPCをリモート操作できる「Luiリモートスクリーン for Android」を10月31日に発売した。価格は2,625円、キャンペーンとして2012年1月31日まで525円になる。無料体験版は14日間有効。

Luiリモートスクリーン for Androidのキーボード

　Luiは自宅PCリモート操作のソリューションとして、NECのPCに搭載されてきた機能。今回のアプリは、Android端末でLuiが利用可能になる。携帯電話ではNTTドコモのフルキーボード搭載iモード端末「N-08B」がLui対応。

　独自機能として、Windowsをタッチ操作しやすくする機能を搭載。タッチ操作用のマウスポインタ「タッチマウス」では、マウス感覚で右クリックやドラッグ&ドロップできるようにしたもの。また、ピンチイン/アウトによる拡大縮小や、フリックによるスクロールなどが行なえる。このほか、アプリケーションランチャーの「アプリリスト機能」を備える。

　NECアクセステクニカの無線LANルーター「Aterm」シリーズで「ホームIPロケーション」機能を搭載する、WR9500N、WR8600N、WR8160Nでは、ホームIPロケーションとWoL(Wake on LAN)を使ったPCのリモートパワーオンをサポートする。

　対応環境は、子機がAndroid 2.2～3.1搭載で解像度480×800ドット以上のディスプレイを搭載するAndroid端末とされている。ただし、動作検証済み以外のモデルはAndroidマーケットからダウンロードできない。対応子機は同社サイトを参照されたい。

　親機の動作検証機種は、同社のVALUESTARシリーズ、LaVieシリーズの一部。子機用アプリの指示に従って、親機にサーバーソフトをインストールする。なお、Windows 7搭載PCであれば、VALUESTARやLaVieでなくても“Your Own Risk”でインストール可能だが、動作検証外のため注意が必要。