レノボ、社外取締役に元ソニーの出井伸之氏を任命

出井伸之氏(2003年撮影)

9月28日 発表



 レノボ・グループは28日、元ソニー株式会社会長兼CEOの出井伸之氏を、レノボの社外取締役に任命したと発表した。

 社外取締役 ジェームズ・カウルター(James Coulter)氏の退職に伴う人事。出井氏を迎えることで、日本市場における戦略的理解を深め、戦略を強化するのが目的。また、コンシューマ市場でのビジネス拡大や、画期的な製品開発への取り組み、グローバル・グランドの確立を目指す。

 出井氏は現在73歳。早稲田大学 政治経済学部経済学科を卒業し、2005年6月のソニー退職までの10年間、会長兼グループCEO、社長兼CEO、代表取締役などの重職を努めてきた。また、それ以前もオーディオ事業部長、メディア/情報製品/システム事業部長、ホームビデオ事業本部長などを務めた。現在はアクセンチュア、Baidu、フリービットなどの取締役や役員に就任している。

(2011年 9月 28日)

[Reported by 劉 尭]