キヤノン、PIXUSシリーズ主力機種を一新
〜無線LAN/両面印刷機能を実売1万円クラスまで拡大

「MG6230」ブロンズ

9月8日から順次発売
価格:オープンプライス



 キヤノンは、インクジェットプリンタ/複合機「PIXUS」シリーズのラインナップを一新した。全部で、7機種9モデルが投入される。9月8日から順次発売され、価格はオープンプライス。

 機能面では無線LANや両面印刷機能の搭載機種拡大が中心。むしろ仕様面での強化よりも、操作性、静粛性やエコ性能の向上など、感性的な価値の強化を重視したとしている。

●EOSをイメージさせるフラグシップ「MG8230」
「MG8230」

 カメラユーザーを意識し、同社の一眼レフカメラEOSのデザイン的特徴を取り入れた最上位機種。

 本体のペイントトーン処理、スキャナの指ががり部分への革シボの採用など、EOSをイメージさせる要素を取り込んだ。スキャナはCCDで、フィルムのスキャンも可能。

フィルムスキャンができる 画質を重視して、顔料ブラック+5色染料の6色インクを搭載する 操作に必要な情報だけが表示されるインテリジェントタッチ機能

 オンラインフォトサービスに登録した自分の写真を印刷できるPIXUSクラウドリンク機能を搭載。無線LAN、自動両面印刷、CDなどへのレーベルプリントなども備える。必要な機能だけが表示されるインテリジェントタッチ機能を搭載し、操作性を向上させた。

 発売は10月上旬、想定市場価格は40,000円前後。インクは顔料ブラック+5色染料の6色インク。

 本体サイズは470×396×199mm(幅×奥行き×高さ)、約10.7kg。

●3色が用意される主力機種「MG6230」
「MG6230」(ホワイト) 「MG6230」(ブラック) インクは顔料ブラック+5色染料の6色

 ブラック、ホワイトに、ブロンズを加え、3色の本体色が用意される主力機種。インテリアに応じた、カラーバリエーションで幅広い層への浸透を目指す。

 発売は9月8日、想定市場価格は30,000円前後。

 インクは顔料ブラック+5色染料の6色インク。PIXUSクラウドリンク、無線LAN、自動両面印刷、インテリジェントタッチ機能など、MG8230並の機能を備える。スキャナはCISとなり、フィルムスキャンには対応しない。

 本体サイズは470×367×173mm(同)、約9.2kg。

●5色インクの中堅機種「MG5330」
「MG5330」

 インテリジェントタッチ機能ではなく、通常の操作パネルを採用した実用重視の中堅機種。無線LANや自動両面印刷機能は搭載するが、PIXUSクラウドリンクがGoogle Cloud Printに対応しないなど、少しずつ機能面で差がついている。

 発売は9月8日、想定市場価格は28,000円前後。インクは顔料ブラック+4色染料の5色インクとなる。

 本体サイズは450×366×166mm(同)、約8.3kg。

●コンパクトな液晶搭載モデル「MG4130」
「MG4130」 インク交換も前面からできる

 新しいインクカートリッジを搭載したコンパクトなシリーズの最上位機種で、2.4型液晶を搭載するのが特徴。PIXUSクラウドリンクは、この機種までとなる。

 新しいカートリッジは、顔料ブラック+3色染料の4色一体型インク。カートリッジ交換も本体前面から行なえる。また、インクが高発色インクとなり、色再現性が向上した。

 本体サイズが小さいのが特徴で、5年前のモデルに比べて設置面積が2割以上小さくなっている。

 発売は11月上旬、想定市場価格は17,000円前後。

 本体サイズは449×304×152mm(同)、約5.7kg。

●無線LAN/自動両面で実売1万円の「MG3130」
「MG3130」

 実売価格が1万円程度だが、無線LANや両面印刷機能を搭載したコストパフォーマンスの高い機種。

 発売は11月上旬、想定市場価格は10,000円前後。

 MG4130と同じ、新型の顔料ブラック+3色染料の4色一体型インクカートリッジを採用する。大型の液晶は搭載せず、PIXUSクラウドリンクや、自動電源オフなどのECO設定は省略されるが、無線LANや両面印刷機能は搭載される。

 本体サイズは449×304×152mm(同)、約5.5kg。

●ローエンドの複合機「MG2130」
「MG2130」

 複合機シリーズのローエンド機種で、無線LAN、両面印刷、ECO設定などは備えていないが、1万円を切る価格が想定されている。

 発売は11月上旬、想定市場価格は8,000円前後。インクは新型の顔料ブラック+3色染料の4色一体型インク。PCとの接続はUSBのみとなる。

 本体サイズは431×297×153mm(同)、約5.3kg。

●唯一のプリンタ単能機「iP4930」
「iP4930」 インクは顔料ブラック+4色染料の5色インク

 今回、唯一のプリンタ専用機。スキャナやコピー機能は備えていない。

 インクは顔料ブラック+4色染料の5色インク。自動両面印刷、レーベルプリントなどの機能を備える。無線LANは搭載されず、PCとの接続はUSBのみとなる。

 発売は9月8日、想定市場価格は17,000円前後。

 本体サイズは431×297×153mm(同)、約5.7kg。

(2011年 8月 31日)

[Reported by 伊達 浩二]