Microsoft、過去最高の第4四半期決算を記録

7月22日(現地時間) 発表



 米Microsoftは22日(現地時間)、2010年度第4四半期(4~6月期)および通年の決算を発表した。

 これによると、第4四半期の売上高は160億4,000万ドル(前年比22%増)で過去最高を記録。営業利益は59億3,000万ドル、純利益は45億2,000万ドル、1株当たり利益は0.51ドルで、いずれも前年比で約50%増となった。

 通年でも過去最高となる売上高624億8,000万ドル(同7%増)を記録。営業利益は241億ドル(同18%増)、純利益は187億6,000万ドル(同29%増)、1株当たり利益は2.1ドル(同30%増)。

 この四半期は、Office 2010の出荷を開始。Windows 7も依然として好調で、これまでに1億7,500万以上のライセンスを販売したという。Windows Server、Xbox、Bingも好調だという。

 部門別では、Windows & Windows Live部門が売上高45億4,800万ドル、営業利益30億6,300万ドルで前年から大幅増。Entertainment and Device部門は売上高16億ドル、営業損失1億7,200万ドルと赤字だが、通年では6億7,900万ドルの営業利益となった。Online Service部門は売上がわずかに伸びているが、営業損失は通年で23億5,500万ドルとなり、赤字が拡大している。

(2010年 7月 23日)

[Reported by 山田 幸治]