Intel、5四半期連続で売上高を更新

7月20日(現地時間) 発表



 米Intelは20日(現地時間)、2011年第2四半期の決算を発表した。

 これによれば、GAAPに基づく売上高は前年同期比21%増で過去最高の130億ドル、営業利益は同1%減の39億ドル、純利益は2%増の30億ドル、1株あたりの利益は同6%増の54セントとなった。粗利益率は前年同期比6.6ポイント減の61%。

 第2四半期では、全事業部で前年比2桁の売上増を果たした。このうち、PCクライアント事業部は前年比11%増、データセンター事業部は同15%増だった。インテル・アーキテクチャー事業本部のその他事業部は同84%増で、うちエンベデッド&コミュニケーションズ事業部は同25%増となった。

 Atomプロセッサとチップセットの売上は3億5,200万ドルとなり、前年比15%減となった。プラットフォームのASP(平均販売価格)は対前期比でほぼ同等、対前年同期比で上昇した。

 2011年第3四半期の売上予測は140億ドル±5億ドルと、さらなる増収を見込んでいる。

(2011年 7月 21日)

[Reported by 劉 尭]