シャープ株式会社は、メディアタブレット「GALAPAGOS」のOSをAndroid 2.3にするシステムソフトVer.2.00aを7月25日より提供する。対象は5.5型の「EB-W51GJ-S/R」、10.8型の「EB-WX1GJ-B」。

　アップデートを適用すると、OSが独自のLinuxからAndroid 2.3に更新され、Google標準アプリやAndroidマーケットに対応。Android 2.3タブレットの操作と同等になる。「デスク」をホーム画面に設定すると、GALAPAGOSの操作で運用できる。また、液晶TV「AQUOS」のリモコンになる「AQUOSリモート」をAndroidマーケットで提供予定。

　一方で、これまでの機能から、省エネ動作モードが廃止され、手書き文字入力の機能、専用アプリの「mixi for SH」と「twit SH」、PDFビューアが利用できなくなる。PDF表示はAndroidマーケットからビューアソフトの入手が可能。Flash Lite 4.0については、Flash Player 10.1を別途提供予定としている。アップデートを適用すると元のバージョンには戻せない。

　今回のアップデートに合わせて、電子書籍サービス用のアプリ「GALAPAGOS App for Mediatablet 2.0」にバージョンアップ。辞書コンテンツの販売を開始し、ビューアで開いて辞書を引けるほか、電子書籍から文字を選択し、購入した辞書と連携できる。