ソニーは、モバイルノートPC「VAIO Y」シリーズの11.6型モデル「YA」シリーズを11月27日より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は11万円前後の見込み。
VAIO Yシリーズは、超低電圧版CPUを搭載する1スピンドルサブノートPC。13.3型が発売中で、2010年秋冬モデルとして11.6型のモデルを追加する。PCを持ち運ぶことが多いユーザーをターゲットとし、ネットブックからのステップアップとして位置付けられる。13.3型との違いは、サイズや重量のほか、バッテリ駆動時間が短く、インターフェイスからExpressCard/34スロット、IEEE 1394、FeliCaが省かれる。
キーボードはキーが独立したアイソレーションキーボードを採用。オリジナルのアプリケーション「VAIO Care」起動用の「ASSISTボタン」を装備する。
ラインナップは店頭モデル「VPCYA19FJ/B」の1モデルのみで、VAIOオーナーメードモデルは用意されない。本体色はブラック。内側に滑りにくい素材を用いて持ったときのフィット感を高めたという専用キャリングポーチ「VGP-CP27」が2,980円で同時発売となる。
専用キャリングポーチ「VGP-CP27」 |
主な仕様は、Core i3-380UM(1.33GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB(最大8GB)、HDD 320GB、Intel HM55 Expressチップセット、1,366×768ドット表示対応11.6型ワイド液晶、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)、Office Home and Business 2010を搭載する。
インターフェイスはUSB 2.0×3、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット、メモリースティックデュオスロット、31万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約6時間。本体サイズは約290×202.8×25~31.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.46kg。
(2010年 11月 10日)
[Reported by 山田 幸治]