デル、量販店向け独自構成のPC秋冬モデル

10月15日 発売

価格:オープンプライス



 デル株式会社は、量販店向けのPC秋冬モデルを10月15日より発売する。価格はオープンプライス。

 ノートPCは、ハイエンド1機種、メインストリーム2機種、エントリー1機種、デスクトップPCはハイエンド1機種、メインストリーム2機種を用意。ベースは直販されている製品だが、量販店向けの独自構成となっている。

●ノートPC

 ノートPCは4機種とも15.6型ノートPC「Inspiron 15R」をベースにした製品。OSはWindows 7 Home Premium(64bit)を搭載し、Office Personal 2010がプリインストールされる。また、標準でMcAfeeセキュリティーセンターの36カ月分、筆まめVer.20 特別優待版(エントリーモデルは除く)が付属する。

 ハイエンドの「NI75T-R」は、Core i5-460M(2.53GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 640GB、Blu-ray Discドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶を搭載し、店頭予想価格は10万円台後半の見込み。

 メインストリームの上位「NI65T-R」は、Core i5-460M、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブを搭載し、店頭予想価格は9万円台後半の見込み。

 メインストリームの下位「NI55T-R」は、NI65R-TからCPUをCore i3-370M(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)に変更した構成で、店頭予想価格は8万円台後半の見込み。

 エントリーの「NI35T-R」は、Pentium P6100(2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、HDD 320GB、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、店頭予想価格は7万円台の見込み。

 本体色は、ハイエンドとエントリーがマーズ・ブラックのみ、メインストリームの2つは、上位がマーズ・ブラックまたはトマト・レッド、下位がピーコック・ブルー。

マーズ・ブラックトマト・レッドピーコック・ブルー

 インターフェイスは、USB 2.0×3、USB 2.0/eSATAポート、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、130万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。Webカメラを使って顔認証によるログインやパスワード入力が行なえる。

●デスクトップPC

 デスクトップPCの3機種は、いずれも1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応の液晶ディスプレイが付属。OSはWindows 7 Home Premium(64bit)を搭載し、McAfeeセキュリティーセンターの36カ月分、筆まめVer.20 特別優待版が付属する。

 ハイエンドの「DX77T-RL」は、発売中の「Studio XPS 8100」をベースにした製品。主な仕様は、Core i7-870(2.93GHz)、メモリ6GB、HDD 1.5TB、GeForce GT 220ビデオカード、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、24型ワイド液晶が付属。店頭予想価格は12万円台後半の見込み。

Studio XPS 8100と24型液晶のセット「DX77T-RL」

 メインストリームはスリムタイプの「Inspiron 580s」がベース。上位の「SI75T-RL」は、Core i5-650(3.20GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブを搭載し、21.5型ワイド液晶が付属。店頭予想価格は8万円台後半の見込み。

 下位の「SI55T-RL」は、SI75T-RLからCPUをCore i3-550(3.20GHz、ビデオ機能内蔵)、HDDを750GBに変更し、店頭予想価格は7万円台後半の見込み。

Inspiron 580sと21.5型液晶のセット「SI75T-RL」、「SI55T-RL」

(2010年 10月 6日)

[Reported by 山田 幸治]