Quadro 600 |
NVIDIAは10月4日(米国時間)、Fermiベースの低価格ワークステーション向けビデオカード「Quadro 2000」、「同600」を発表した。同日より出荷される。
いずれもFermiアーキテクチャの採用により、OpenGL 4.0やDirectX 11をサポートする。シングルスロットのクーラーを採用。30bit(RGB各色10bit)の出力をサポートする。価格はQuadro 2000が59,800円、Quadro 600が22,800円。
Quadro 2000はミドルレンジ向けの製品。前世代と比較して1.5倍のジオメトリパフォーマンスを実現するという。CUDAコア数は192基。メモリはGDDR5で、容量は1GB、バス幅は128bit、バンド幅は41.6GB/sec。最大消費電力は62W。
Quadro 600はローエンド向けの製品。LowProfileフォームファクタを採用する。CUDAコア数は96基。メモリはDDR3で、容量は1GB、バス幅は128bit、バンド幅は25.6GB/sec。最大消費電力は40W。
いずれもDellやHPといった大手のワークステーションに搭載されるほか、北米と欧州ではPNY Technologies、日本ではエルザ ジャパン、アジア太平洋地域ではLeadtekが代理販売する。
(2010年 10月 5日)
[Reported by 劉 尭]