日本HP、デュアルコアAtom搭載の法人向けミニノート「HP Mini 5103」

HP Mini 5103 エスプレッソ

9月中旬より順次発売

価格:39,900円~



 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、法人/教育機関向けミニノート「HP Mini 5103」を9月中旬より順次発売する。

 価格はシングルコアのAtom N455(1.66GHz、ビデオ機能内蔵)搭載モデルが9月中旬発売で39,900円から、デュアルコアのAtom N550(1.50GHz、ビデオ機能内蔵)とWindows 7 Professional、高解像度ディスプレイなどを搭載するモデルが10月中旬発売で69,930円から。

キャリーハンドル付きモデル レッド

 従来機種「HP Mini 5102」からCPUを強化。8月に発表されたデュアルコアのAtom N550などを採用した。各種セキュリティ機能などを継承し、スケジュール/バッテリ残量表示や、データ同期などの独自ソフトウェアなどを搭載。教育機関向けにキャリーハンドルを装備したモデルも用意される。本体色はエスプレッソ(ブラウン系)、レッドの2色。

 下位の「N455/10L/1/160/Starterモデル」は、Atom N455、Intel NM10 Expressチップセット、メモリ1GB、HDD 160GB(7,200rpm)、1,024×600ドット表示対応10.1型ワイド液晶、Windows 7 Starterを搭載。

 「N455/10LT/1/160/Home/Redモデル」は上記からOSをWindows 7 Home Premiumに、ディスプレイをマルチタッチ対応に強化したモデル。

 上位の「N550/10H/2/160/Professionalモデル」は、Atom N550、Intel NM10 Expressチップセット、メモリ2GB、HDD 160GB(同)、1,366×768ドット表示対応10.1型ワイド液晶、Windows 7 Professionalを搭載する。

 「N550/10H/2/128S/Professionalモデル」はストレージに128GBのSSDを搭載、「N550/10HT/2/250/Professionalモデル」はHDD 250GB(7,200rpm)とマルチタッチ対応ディスプレイ搭載モデル。

 インターフェイスはほぼ共通で、USB 2.0×3(1ポートはPowered USB)、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット、200万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。無線通信は下位モデルがIEEE 802.11b/g/n、上位モデルがIEEE 802.11a/b/g/nとBluetoothを内蔵する。

 バッテリ駆動時間は約4~4.5時間。本体サイズは262×180×23.2mm(幅×奥行き×高さ、タッチパネルモデル除く)、重量は約1.12kg~1.28kg。

(2010年 9月 2日)

[Reported by 山田 幸治]