SSDのECCオフロードを追加したONFI 2.3仕様が策定

8月16日(現地時間) 発表



 ONFI(Open NAND Flash Interface) Working Groupは16日(米国時間)、EZ-NANDプロトコルを追加したONFI 2.3仕様を公開した。

 EZ-NANDプロトコルは、重荷になっているECC(Error Correction Code)処理をホストコントローラから開放するために設計された。現行のNANDでは、コントローラがブロックマネージメントやウェアレベリング、ECCといった処理を行ない、ECCはシステムではなくNAND技術のみに依存しているという。EZ-NANDによって、急速に変化するECC要件に追従し実装するという問題を、コントローラベンダーから開放するとしている。

 また、最大400MT/secの速度を実現するONFI 3.0仕様のドラフト版も発表した。2010年第4四半期に承認される見込み。ONFIはJEDECと協力して、400MT/secインターフェイスの定義を進めている。

(2010年 8月 17日)

[Reported by 山田 幸治]