8月5日 発表
株式会社BCNは8月5日、PC/デジタル家電の7月販売実績から、3D対応モデルの構成比を分析し、発表した。
これによれば、3D対応製品の販売台数の構成比でもっとも高かったのはレコーダで2.9%、続いてデジカメが2%、薄型TVが1.3%、液晶ディスプレイが1.1%、PCが0.7%の順となった。
レコーダは、非対応モデルに対する価格プレミアムが1.6倍と小さいのが影響し、構成比が高まった。一方、PCは価格プレミアムが非対応モデルに対して2倍、液晶ディスプレイが1.8倍と高く、構成比が伸びなかったと分析している。
BCNでは、PCや液晶ディスプレイの秋冬モデルでは各社が3Dモデルのラインナップを強化すると見られ、年末商戦では一定の存在感を示すようになるだろうとしている。また、本格的な3D市場の立ち上がりは、年末商戦以降になるだろうとしている。
3D対応モデルの売上構成比(出典:BCN) |
(2010年 8月 5日)
[Reported by 劉 尭]