7月23日(現地時間)発表
米Microsoftは23日(現地時間)、2009年第4四半期(4~6月)の決算を発表した。これによると、売上高は前年同期比17%減の131億ドル、営業利益は同30%減の39億9千万ドル、純利益は同29%減の30億5千万ドル、1株あたり利益は同26%減の0.34ドルと、過去最高の売り上げを記録した前年同期から大幅な減収減益となった。
世界的不況によるところが大きいが、6月25日に発表したWindows 7アップグレードオプションプログラムにより、2億7,600万ドルの売り上げを繰り延べしたことも影響した。このほか同社は、同四半期に1億9,300万ドルの訴訟費用、1億800万ドルの投資関連の損失、4千万ドルの退職金費用などを計上している。
通年での売上高は前年比3%減の584億4千万ドル、営業利益は同9%減の203億6千万ドル、純利益は18%減の145億7千万ドル、1株あたり利益は同13%減の1.62ドルとなった。
(2009年 7月 24日)
[Reported by 若杉 紀彦]