パナソニックは、モバイルノートPC「Let'snote」シリーズの夏モデルを5月21日より発売する。価格はオープンプライス。
OSは32bitと64bitを選択できるWindows 7 Professionalで、XP Modeがあらかじめインストールされている。店頭モデルはメモリが標準で4GBになり、R9はCPU、S9/N9/F9はHDD容量が強化されている。直販のマイレッツ倶楽部モデルは、S9のプレミアムエディションでCore i7-620M(2.66GHz、ビデオ機能内蔵)が搭載される。
●Let'snote R910.4型の「Let'snote R9」は、CPUをCore i7-640UM(1.20GHz、ビデオ機能内蔵)に強化。Turbo Boost利用時はクロックが最大2.26GHzまで上昇する。店頭予想価格は18万円前後の見込み。
マイレッツ倶楽部モデルのプレミアムエディションでは、容量256GBのSSDを選択できる。SSDの採用により重量は約885gとより軽量になり、バッテリ駆動時間もHDDより延びる。
店頭モデルの主な仕様は、Core i7-640UM、メモリ4GB、HDD 250GB、1,024×768ドット表示対応10.4型液晶を搭載。インターフェイスはUSB 2.0×2、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、Type2 PCカードスロット、SDカード(SDHC)スロット、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約7時間。本体サイズは229×187×29.4~42.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.94kg。
□製品情報
http://panasonic.jp/pc/products/r9k/
DVDスーパーマルチドライブ搭載12.1型の「Let'snote S9」はメモリを4GB、HDDを320GBに強化した。店頭予想価格は20万円前後の見込み。本体色はグレイッシュメタル、ジェットブラックの2色が用意される。
マイレッツ倶楽部モデルのプレミアムエディションはCore i7-620Mを搭載し、Turbo Boost利用時は最大3.33GHzで動作。PCMark05の結果は前モデルの約5割増しになるという。ストレージはSSD 256GB、HDD 500GB(7,200rpm)を選択できる。
店頭モデルの主な仕様は、Core i5-520M(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 320GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,280×800ドット(WXGA)表示対応12.1型ワイド液晶を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×3、Type2 PCカードスロット、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、WiMAX、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約13時間。本体サイズは282.8×209.6×23.4~38.7mm(同)、重量は約1.34kg。
□製品情報
http://panasonic.jp/pc/products/s9k/
光学ドライブ無しの12.1型「Let'snote N9」は、メモリを4GB、HDDを320GBに強化。店頭予想価格は19万円前後の見込み。マイレッツ倶楽部モデルは新たにワイヤレスWAN、HDD 500GB(7,200rpm)を選択可能になった。
店頭モデルの主な仕様は、Core i5-520M、メモリ4GB、HDD 320GB、12.1型WXGA液晶を搭載。
インターフェイス、バッテリ駆動時間、本体サイズはS9とほぼ同じ。重量は約1.28kg。
□製品情報
http://panasonic.jp/pc/products/n9k/
ハンドル付きの14.1型「Let'snote F9」はメモリを4GB、HDDを320GBに強化。店頭予想価格は20万円前後の見込み。
主な仕様は、Core i5-520M、メモリ4GB、HDD 320GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,440×900ドット(WXGA+)表示対応14.1型ワイド液晶を搭載。インターフェイスはUSB 2.0×3、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、WiMAX、Type2 PCカードスロット、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約8.5時間。本体サイズは326×251×25.5~48.5mm(同)、重量は約1.62kg。
(2010年 5月 11日)
[Reported by 山田 幸治]