株式会社東芝は17日、業界最大クラスとなる600GBの容量を持つ企業向けの2.5インチHDD「MBF2600RC」など3モデルを発表した。
最大で600GBという大容量と10,000rpmという高速回転性能を併せ持つHDD。オプションで暗号化機能を搭載するなど、企業向けの製品で、2009年10月付けで富士通との事業統合を行なったことにより、東芝が企業向けHDD市場に参入を果たした。
インターフェイスはSAS 2.0、バッファ容量は16MB、平均シーク時間は読み出し4ms、書き込み4.4ms、面記録密度は595Mbit/平方mm(384Gbit/平方インチ)、最大内部転送速度は216MB/sec、騒音(アイドル時)は29dB。消費電力はアイドル時3.5Wだが、待機時にディスクを停止せず、回転数を下げるモードを搭載し、この時は2.5W。
本体サイズは69.85×100.45×15mm(幅×奥行き×高さ)。450GB(MBF2450RC)と300GB(MBF2300RC)も用意される。
(2010年 2月 17日)
[Reported by 若杉 紀彦]