日本データテクノロジー、データ復旧対象のHDDメーカー比率を公開

2月5日 発表



 HDDのデータ復旧を業務とする日本データテクノロジー(法人名:インターネットオーナーズ株式会社)は、2009年に復旧依頼を受けた製品の統計データを発表した。

 復旧を依頼されたHDDは約4万台。持ち込まれた機器は、デスクトップPC、ノートPC、外付け型、HDD単体の4種でほぼ等分されている。

 HDDのサイズでは、3.5インチが64.2%、2.5インチが34.2%、その他1.6%で、依然として3.5インチが中心だ。

データ復旧に持ち込まれた機器の種別 HDDサイズ種別

 3.5インチのメーカー別では、Western Digital(31.5%)、Seagate(22.3%)、Samsung(16.7%)、日立(14.0%)、Maxtor(13.2%)、その他 (2.2%)。

 2.5インチのメーカー別では、東芝(32.1%)、日立(29.8%)、富士通(16.8%)、Seagate(8.9%)、Western Digital(6.4%)、その他(6.0%)となっている。

3.5インチHDDメーカー別比率 2.5インチHDDメーカー別比率

 もちろん、シェアの大きい製品ほど母数が大きく、持ち込まれる確率が高くなるので、この数字がそのまま故障率と結びつくものではないのは、注意が必要だ。逆に言えば、リアルな市場シェアを反映したものと見ることもできる。

 また、HDDの製造年別とメーカー別の集計も発表されている。あまり古いHDDは使われていないため、2002年からの統計となっている。やはり使用期間の長い2004年〜2005年の製品が多く持ち込まれている。ただし、2006〜2007年が減少しているのに対し、2008年の製品が多くなっているのが注目される。プラッタの大容量化が進んだ時期だけに、その影響があるのかもしれない。HDDサイズ別の統計も欲しかったところだが、メーカー別の推移を見ているだけでも楽しめるだろう。

製造年・メーカー別比率推移

(2010年 2月 5日)

[Reported by 伊達 浩二]