エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は、ハイエンド向けのIntel P55 Express搭載マザーボード「Big Bang-Trinergy」を12月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は34,800円前後の見込み。

　独自の電源回路「DrMOS」を、CPU VCore用に8フェーズ、CPU VTT用に2フェーズ、メモリ用に2フェーズ、チップセット用に2フェーズ、nForce 200用に1フェーズの合計15フェーズを搭載し、高効率を実現したという。さらに、全面にHi-c CAPポリマータンタルコンデンサを使用し、高い耐久性を謳う。

　このほか、ボタン1つでオーバークロックできる「OC Genie」機能や、タッチセンサー式の電源/リセットボタン「Easy Button 2」、テスターを繋げて電圧が測れる「V-チェックポイント」、独立した「Quantum Waveサウンドカード」、温度などをモニタリングし、各種設定ができる液晶付き外部コントロールパネル「OCダッシュボード」などを備える。

　さらに、OSを問わず、電源フェーズ数を消費電力にあわせて自動的に制御する「APS(アクティブフェーズスイッチング)」、nForce 200搭載による3-way SLIのサポート、CrossFireXのサポートなど、ゲーマーやオーバークロッカー向けの機能を充実させた。

　フォームファクタはATX。対応CPUはLGA1156のCore i7/i5。メモリスロットはDDR3-1333対応で4基。拡張スロットは、PCI Express x16×3(3基同時利用時はx16+x8+x8構成)、PCI Express x1×1、PCI×2。ストレージインターフェイスはSATA×10、IDE×1。バックパネルI/Oは、USB 2.0×10、Gigabit Ethernet、eSATA×2、PS/2×2、音声入出力などを備える。