株式会社アイ・オー・データ機器は、Windows 7のWindows Media Center専用のデジタルTVキャプチャ2製品を10月下旬に発売する。PCI Express x1接続の内蔵型「GV-MC7/VS」、USB 2.0接続の外付け型「GV-MC7/VZ」が用意され、価格はいずれも13,125円。
GV-MC7/VZ |
対応OSはWindows 7(32bit/64bit)で、Media Centerが搭載されているHome Premium以上のエディションが必要。
Windows Media Centerを使って地上/BS/110度CSデジタル放送の視聴/録画が可能な製品。Windows 7のMedia Centerは標準で国内のデジタル放送をサポートしており、データ放送(双方向含む)や字幕放送、EPG(電子番組表)に対応。録画機能は通常の録画のほか、タイムシフト、チューナ2台を接続して2番組同時録画が行なえる。
アイ・オーの独自機能として、Media Centerのプラグインを使ったBlu-rayやDVDへのダビングが可能なほか、添付されるDiXiMのソフトウェアを使って、DLNAサーバー機能とDTCP-IP対応による録画番組のネットワーク配信に対応する。
チューナは高感度なシリコンチューナを採用。また、独自の回路設計でPCなどのノイズを極限まで抑えたとしている。
GV-MC7/VSは省スペース設計で、LowProfile対応。B-CASカードは内部1スロットに装着できる。また、衛星アンテナの電源供給をサポートする。GV-MC7/VZはUSBバスパワーで動作する。
【お詫びと訂正】初出時、両機種で衛星アンテナの電源供給をサポートするとしておりましたが、GV-MC7/VSのみのサポートになります。お詫びして訂正いたします。
本体サイズと重量は、GV-MC7/VSが約125×68.9mm(幅×高さ)、約70g、GV-MC7/VZが約98×92×25mm(幅×奥行き×高さ)、重量が約110g。
また、GV-MC7/VSとGV-MC7/VZに対応する、Windows Media Center専用リモコン「GV-MC7/RCKIT」を同時期に発売する。価格は4,410円。
デジタル放送で使用するチャンネルやデータ放送カラー(青赤緑黄)ボタン、録画や再生用のボタン、Windows Media Center起動ボタンを集めた。リモコン受光ユニットの接続インターフェイスはUSBで、バスパワーで動作する。リモコンの電源は単4乾電池×2。本体サイズは約46×26×215mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約60g。
(2009年 10月 9日)
[Reported by 山田 幸治]