Intel、大幅な組織変更。ゲルシンガー氏退職

9月14日(現地時間)発表



 米Intelは14日(現地時間)、大幅な組織変更を発表した。

 新たに「Intel Architecture Group(IAG)」を設立し、Intel Architectureに関わる開発やマーケティングなど主要部門を統合する。

 この部門は、ショーン・マロニーとダディ・パルムッターの2人の上級副社長が掌握する。マロニー氏はビジネスおよびオペレーション分野を統括し、パルムッター氏は製品開発分野を監督する。

 次に、製造を担当する「Technology and Manufactureing Group(TMG)」をアンディ・ブライアントCAO(最高総務責任者)兼上級副社長の管轄下へ移行する。

 また今回、上級副社長のパット・ゲルシンガー氏と、法律顧問のブルース・セウェル氏が退職する。パット・ゲルシンガー氏は、Intel 486およびPentiumのチーフアーキテクトで、CTO(最高技術責任者)を勤めたこともあり、Intelの技術部門の顔とも言える人物である。ゲルシンガー氏は、情報インフラストラクチャー会社の米EMCへ転職し、社長兼COO(最高執行責任者)へ就任する予定。

(2009年 9月 15日)

[Reported by 伊達 浩二]