株式会社東芝は、12.1型モバイルノートPC「dynabook SS RX2」と、10.1型ネットブック「dynabook UX」のWiMAX内蔵モデルを7月24日より順次発売する。価格はオープンプライス。
「Intel WiMAX/WiFi Link 5150」を採用し、WiMAXに対応した店頭モデル。直販以外でWiMAXモデルが販売されるのは初めて。アンテナは独自技術を用いた高感度マルチバンドアンテナを内蔵。dynabook SS RX2は、高速な新型SSDを搭載する。
「dynabook SS RX2/T9JMA」は7月24日発売で、店頭予想価格は29万円前後の見込み。
主な仕様は、Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)、メモリ3GB(最大値)、SSD 128GB、チップセットにIntel GS45 Express(ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブ、1,280×800ドット(WXGA)表示対応12.1型ワイド液晶を搭載。Office Personal 2007 with PowerPoint 2007をプリインストールする。
OSはWindows Vista Businessで、Windows XP Professionalダウングレードメディアが付属。さらに、Windows 7優待アップグレードキャンペーンの対象モデルになっている。
インターフェイスは、USB 2.0×3(1ポートはeSATA兼用)、Type2 PCカードスロット、SDカード(SDHC)スロット、WiMAX、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、指紋センサー、音声入出力などを装備。また、TPM 1.2セキュリティチップを内蔵する。
バッテリ駆動時間は約12時間。本体サイズは約283×215.8×19.5~25.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1,013g。
「dynabook UX/27JBLMA」は8月中旬発売で、店頭予想価格は7万円前後の見込み。通信モジュールの変更により、無線LANが新たにIEEE 802.11a/nにも対応した。
主な仕様は、Atom N280(1.66GHz)、メモリ1GB、HDD 160GB、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.1型ワイド液晶、OSにWindows XP Home Editionを搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×3、WiMAX、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Ethernet、ミニD-Sub15ピン、SDカード(SDHC)/MMCスロット、30万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約4時間。本体サイズは約263×192.3×25.4~30.8mm(同)、重量は約1.18kg。
(2009年 7月 23日)
[Reported by 山田 幸治]