日本ギガバイト、タッチパネル搭載機などネットブック2製品を説明
〜重量900gのスリムモデルも発売予定

製品説明にあたった同社営業部のCorrine Chou氏

7月3日 開催



 日本ギガバイト株式会社は3日、先だって発表したネットブック2製品の説明会を開催した。また、発売時期は未定だが、今後投入予定の新製品も参考展示された。

●“Touch Note”「T1028M」

 T1028Mは、“Touch Note”という愛称が示す通り、タッチセンサー搭載液晶パネルを採用したタブレット型のネットブック。6月末より発売されており、実売価格は59,800円前後。

 基本仕様は一般的ネットブックと同じで、Atom N270(1.6GHz)、メモリ1GB(SO-DIMM×1、最大2GB)、HDD 160GB、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.1型LEDバックライト液晶、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、Windows XP Home Editionを搭載。

 液晶パネルは感圧式のタッチパネルで、指やスタイラスなどで操作が可能。通常の操作以外に、ジェスチャー機能にも対応。例えば、ブラウザ上で上や下にすっとなぞると上下スクロールし、左右になぞると戻る/進むとなる。また、円を描くと画面表示が90度回転し、縦/横表示を切り替えられるようになっている。

 標準ではインストールされていないが、パッケージには、日本語に対応した手書き文字認識ソフトをダウンロードするためのアクセスキーが同梱されている。スタイラスは、液晶パネルの左上に内蔵されるが、予備がもう1つ同梱される。

T1028M 液晶は回転してタブレット式になる 液晶にスタイラスを収納可能
ダウンロードが必要だが、日本語手書き文字認識も可能 画面はボタン操作かジェスチャーで回転できる 特殊ボタンにより、電源オフ/スリープ時にバッテリ残量をLEDで確認できる。これは20%×5で満タン

 インターフェイスは、Bluetooth V2.1+EDR、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、4in1カードリーダ、USB 2.0×3、ExpressCard/34スロット、ミニD-Sub15ピン、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。なお、海外では3GやWiMAXもオプション搭載するが、日本での搭載予定は今のところないという。

 電源ボタンはスライド式で、左に入れると電源が入り、右に入れるとロックがかかる。本体左手には特殊ボタンを装備。OSが起動している時にこのボタンを押すと、同社独自のユーティリティ「Smart Manager」が起動し、各種無線やWebカメラのオン/オフの切り替え、音量/輝度の調整、画面の横回転、スタイラスのキャリブレーションなどが行なえる。また、電源がオフの時にこのボタンを押すと、電源や無線、HDDアクセスなど用に5つあるLEDインジケータが光り、バッテリ残量を教えてくれる。

 キーボードはフルサイズの92%で、タッチパッドはマルチタッチに対応。バッテリは4セル(4,500mAh)リチウムイオンで、駆動時間は約4時間。本体サイズは265×195×38.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.3kg。

本体右側面。ExpressCard/34スロットがあるのが珍しい 左側面。音声入出力の左にあるのがSmart Managerの起動やバッテリ残量確認を行なう特殊ボタン
本体正面 本体天板

●“Book Top”「M1022M」

 M1022Mは、ノートブック+デスクトップを意味する造語の“Book Top”を謳う、ブックスタンド型のネットブック。7月3日より発売され、実売価格は54,800円前後。

 例えば出先には普通のモバイルノートとして持ち運び、家や会社に帰ってきたら、そのまま専用のドッキングステーションに縦に差し込む。ドッキングステーションにはディスプレイ出力やキーボード/マウス用のUSBポートがあるので、それらを使って、デスクトップのように扱うという使い方を提案した製品。その点を配慮し、ACアダプタも2個付属する。

 こちらもノートPC本体は、一般的ネットブックと同等で、Atom N280(1.66GHz)、メモリ1GB(同)、HDD 160GB、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.1型LEDバックライト液晶、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、Windows XP Home Editionを搭載。

 本体左側面にドッキングステーション接続用のコネクタがあり、本体を閉じたまま、差し込む。ドッキングステーション背面には、ミニD-Sub15ピン、Ethernet、USB 2.0×3、音声入出力を装備。手前には、電源とバッテリ残量ボタンを装備し、バッテリ残量ボタンを押すと、T1028Mと同じようにLEDインジケータで残量が分かる。

 なお、ドッキングステーションはホットスワップ可能だが、抜き差しした直後は本体はスリープモードになる。また、ドッキングステーション接続時も、本体のマイクは利用可能となっている。

ドッキングステーションに差し込んで、外部ディスプレイなどにつないだところ ドッキングステーション。右にあるのが電源ボタンとバッテリ残量確認ボタン 背面には、ミニD-Sub15ピン、Ethernet、USB 2.0×3、音声入出力を装備

 インターフェイスは、Bluetooth V2.1+EDR、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、4in1カードリーダ、USB 2.0×3、ExpressCard/34スロット、ミニD-Sub15ピン、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 こちらもキーボードはフルサイズの92%で、タッチパッドはマルチタッチに対応。バッテリは6セル(7,800mAh)リチウムイオンで、駆動時間は約8時間。本体サイズは265×191×26.5〜30.5mm(同)、重量は1.3kg。

M1022M本体 こちらも本体右側面にExpressCard/34スロットを装備 本体左側面。右側にあるのがドッキングステーション用コネクタ
本体全面 本体背面 本体天板

 同社では、これらの製品を機に日本市場でのコンシューマ向けノートブックの販売に本腰を入れる。そのため、販路も従来のパーツ製品と違い、PCショップだけでなく、大手量販店にも拡大。また、既報の通り、サポート体制を拡充し、修理や電話問い合わせに対応するサポートセンターを開設した。

 今後はラインナップも広げる予定で、本体サイズが250×170×20.8mm(同)、重量が900gという軽量薄型の「S1024」を夏から秋口にかけて投入する予定。価格は5万円前後を想定しているという。このほかにもCore 2搭載の「Q」シリーズや「P」シリーズといったモデルも投入計画がある。

S1024本体 薄さを追求し、本体右側面にはインターフェイスがない 本体左側面にはカードリーダと音声入出力のみ
本体背面にUSB 2.0×2と、ミニD-Sub15ピン+Ethernetアダプタ用のコネクタを装備 本体背面 今後はこのSシリーズいがいにもP/Qシリーズも展開

(2009年 7月 3日)

[Reported by 若杉 紀彦]

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