株式会社フォトファーストは、リード/ライト速度が270MB/secのSSD「G-MONSTER V5」などSSD 3製品を6月末より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。
●G-MONSTER V5G-MONSTER V5は、Indilinx製コントローラを2基、64MBキャッシュメモリを2基搭載し、RAID 0で稼働することで高速化を図った2.5インチSSD。発売は6月末。
容量ラインナップは32GB/64GB/128GB/256GBの4種類。最大転送速度は、128GBと256GBモデルがリード/ライトともに270MB/sec、32GBと64GBモデルがリード270MB/sec、ライト200MB/sec。
対応OSはWindows 2000/XP/Vista、Mac OS X。耐衝撃性能は1,500G、MTBFは250万時間。本体サイズは100×70×9.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約77g。
G-MONSTER V5-J |
「G-MONSTER V5-J」は、JMicron製のコントローラ「JM612」を採用し、256MBの大容量キャッシュメモリを備えた2.5インチSSD。ランダムライト性能を向上したという。発売は7月。
容量ラインナップは32GB/64GB/128GB/256GBの4種類。最大転送速度はリード240MB/sec、ライト200MB/sec。
そのほかの仕様はG-MONSTER V5に準じる。
G-MONSTER mini |
「G-MONSTER mini」は、オス型のSATAコネクタを採用し、マザーボードのSATA端子に直刺しできる小型SSD。TDKのコントローラを採用する。発売は7月。
容量ラインナップは、SLCタイプが16GB/32GBの2種類、MLCタイプが16GB/32GB/64GBの3種類。最大転送速度はリードが100MB/sec、ライトが70MB/sec。
SLCタイプではブロック当たり10万回の書き換えを保証する。電源はSATAのVcc端子を通じて給電可能だが、非対応の場合は本体横のケーブルによる給電が必要。本体サイズは25×40×6.6mm(同)、重量は約10g。
G-MONSTER-PROMIS-KIT |
「G-MONSTER-PROMISE-KIT」は、発売中のPCI Express用SSD「G-MONSTER-PROMISE」のSSDを省き、ユーザーが独自にSSDを組み込んで利用できる製品。発売は6月中旬。なお、組み込むSSDは「G-MONSTER V3」以外との相性保証がない。
CPUはIntel 81348 XScale I/Oプロセッサー(800MHz)を採用。キャッシュはECC対応256MB DDR2。ハードウェアによるRAID 0/6アクセラレータを搭載し、転送速度はリード/ライトともに最大1,000MB/sec。
PCとの接続インターフェイスはPCI Express x8。対応OSはWindows XP/Vista、およびLinux。本体サイズは約270×120×43.5mm(同)、重量は約970~990g。
(2009年 6月 9日)
[Reported by 劉 尭]