Seagate、コンシューマ向けHDDに12TBモデルを追加

　米Seagateは、容量12TBを実現した3.5インチのコンシューマ向けHDD「IronWolf」、「IronWolf Pro」、および「BarraCuda Pro」を発表した。

　なお、IronWolfシリーズはすでに国内で販売を開始しており、実売価格はIronWolfが6万円前後、IronWolf Proが65,000円前後となっている。

　大容量のニーズが高まっているSMBやクリエイティブといったコンシューマ向け、同社としては初めて投入される12TBモデル。

　IronWolfおよびIronWolf ProはNAS向けで、大容量のみならず、信頼性や性能、システムのスケーラビリティを提供。独自のシステム信頼性監視ソフトウェア「IronWolf Health Management」を、Synology、ASUSTOR、およびQNAPのNAS向けに、来四半期より提供する。

　一方、BarraCuda Proは高速性と大容量を重視するコンシューマ向けとなっており、4Kや360度動画の編集ワークフローのサポートから、写真の編集および保存、ゲーミングまでをこなすとしている。

　IronWolfシリーズは3年保証、BarraCuda Proシリーズは2年保証付き。おもな仕様は下表のとおり。