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Meizu、約18,000円でGalaxy S7と同等のカメラセンサーを採用した5.5型スマホ
~同社初のSnapdragon搭載モデル
2017年8月28日 15:34
中国のスマートフォンメーカーMeizuは23日(現地時間)、エントリー向け価格帯でありながら、Galaxy S7と同等のカメラセンサーを採用したスマートフォン「M6 Note」を発表した。中国国内では9月1日に発売される。
最下位のメモリ3GB+16GB構成で1,099人民元(約18,000円)という低価格でありながら、8万円を超えるSamsungのハイエンドスマートフォン「Galaxy S7」と同等のスペックを持つ、1,200万画素のソニーIMX362またはSamsung 2L7センサーをメインカメラに採用。さらに500万画素のサブカメラを搭載し、浅い被写界深度効果が得られる。
Dual PD全画素AF機能も備え、0.03秒でピント合わせが可能。光が充分ある環境下では前世代の4倍、暗い環境では7.5倍のAF速度を実現する。F1.9の大口径レンズおよび6枚レンズにより、2万円以下の価格帯でハイエンド機に肉薄するカメラ機能を実現した。前面カメラも1,600万画素/F2.0レンズで、高画質なセルフィーが撮影可能。
SoCはMeizuとしては初めてQualcommのSnapdragon 625(Cortex-A53 2GHz×8コア、Adreno 506 GPU)を採用する。開発力の経験が浅く、7割以上がオフラインで販売されるため出荷の計画が立ちにくいMeizuにとって、一定数確保できないと利益が出にくいSnapdragonの採用が難しかったが、今回は市場のニーズに応える形でSnapdragonの採用に至った。
メモリは3GB(ストレージ16GB/32GBモデルのみ)または4GB(ストレージ64GBモデルのみ)で、ストレージは16GB/32GB/64GBの3種類。中国国内での価格は、3GB+16GBモデルが1,099元、3GB+32GBモデルが1,299元(約21,400円)、4GB+64GBモデルが1,699元(約27,900円)となっている。
ディスプレイは1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応の5.5型で、輝度は450cd/平方m、コントラスト比は1,000:1。OSはAndroid 7.1.2をベースとした「Flyme 6」となっている。インターフェイスは、IEEE 802.11a/n、Bluetooth 4.2、Micro USB、3.5mm音声入出力など。センサーはGPS、A-GPS、GLONASS、指紋、重力、ジャイロ、電子コンパス、環境光、近接、ホールなど。
バッテリは4,000mAh。本体サイズは75.2×154.6×8.35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は173g。本体色はシャンパンゴールド、オブシディアンブラック、ムーンシルバー、ピーコックブルー。