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時代は自分撮りから自分たち撮り。ASUSから前面デュアルカメラ搭載の「ZenFone 4 Selfie」
2017年8月17日 17:30
台湾ASUSは17日(現地時間)、自撮りに特化したスマートフォン「ZenFone 4 Selfie(ZD553KL)」、「ZenFone 4 Selfie Pro(ZD552KL)」を発表した。
本製品もZenFone 4シリーズの特徴であるトリプルレンズ(トリプルカメラ)仕様だが、Selfieでは自撮りに特化させるため、前面に2つのレンズ/カメラを搭載することとなった。うち1つは120度(35mm換算で12mm相当、以下同)の広角レンズとなっており、1人で撮る“セルフィー”から、複数人と一緒に撮る“ウィーフィーズ(Wefies)”への対応が謳われた。
ZenFone 4 Selfie(ZD553KL)
ZD553KLの前面メインカメラは31mm相当/F2+2,000万画素のOmnivision 20880センサー、前面セカンドカメラは12mm相当/F2.4+800万画素のOmnivvision 8856センサーとなっている。この前面メインカメラは5,140×3,860ドットの出力ができ、世界最高クラスの画素数を実現した。
前面カメラでは、各種アートフィルタやソフトライトフラッシュが利用可能。美肌モードや目の強調、小顔補正といった機能も使える。また、10段階に調節可能な美顔モードを適用した状態で写真や動画を撮り、SNS上にアップロードできたり、リアルタイムに美顔エフェクトを適用してライブ配信が行なえる独自アプリ「Selfie Master」が利用できる。
一方で背面カメラは26mm相当/F2+1,600万画素のOmnivision 16880センサーを採用。PDAFによる高速オートフォーカスや、ヨー/ピッチ/ロールの3軸手ぶれ補正、自然な色合いを実現するLED RealToneフラッシュを搭載する。
このほかのカメラ機能としては、最大6,400万画素に超解像化する機能や、GIFアニメーション撮影機能、パノラマモード、マニュアル設定が可能なプロモード、タイムラプス撮影などを搭載する。
おもな仕様は、SoCがSnapdragon 430(オクタコアCortex-A53)、メモリが4GB、ストレージが64GB、ディスプレイが1,280×720ドット表示対応5.5型、OSがAndroid 7.0。
インターフェイスは、Micro USB、IEEE 802.11n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、GPS/AGPS/Glonass/BDS、音声入出力などを搭載する。SIMスロットはNano SIM×2で、SIMを2枚装着した状態でもmicroSDが搭載できるトリプルスロットを採用。
バッテリは3,000mAh。本体サイズは76.2×155.7×7.85mm(幅×奥行き×高さ)、重量は144g。本体色はローズピンク、ミントグリーン、サンライトゴールド、ディープシーブラックの4色が用意される。
ZenFone 4 Selfie Pro(ZD552KL)
ZD552KLの前面メインカメラは25mm相当/F1.8+2,400万画素のソニーExmor RS IMX362センサー、前面セカンドカメラは12mm相当/F2.2+500万画素のOmnivvision 5670センサーとなっている。
IMX362の解像度は本来1,200万画素だが、これは1つのマイクロレンズに対して2つのピクセルが割り当てられているからであり、ネイティブ解像度は2,400万画素であるという。前面センサーにこれを採用することにより、世界で初めて4Kセルフィービデオの撮影を実現した。加えて、HDRモードも利用できる。
独自の画像処理ISP「SuperPixel」も搭載し、暗所で感度を高めノイズを抑えることで、2倍の高感度を実現した。RAWファイルフォーマットでの撮影や、スローモーション撮影も実現している。
おもな仕様は、SoCがSnapdragon 625(オクタコアCortex-A53)、メモリが3GB、ストレージが64GB、ディスプレイが1,920×1,080ドット表示対応5.5型AMOLED、OSがAndroid 7.0。
インターフェイスは、Micro USB、IEEE 802.11n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、GPS/AGPS/Glonass/BDS、音声入出力などを搭載する。SIMスロットはNano SIM×2で、うち1基はmicroSDと排他。4GはCAT7に対応し、下り最大300Mbpsの通信速度を実現。
バッテリは3,000mAh。本体サイズは74.83×154.02×6.85mm(同)、重量は147g。本体色はローグレッド、サンライトゴールド、ディープシーブラックの3色が用意される。
