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Noctua、Ryzen Threadripper対応クーラー3製品

 Noctuaは2日、AMD Ryzen ThreadripperおよびEpycで採用されるSocket TR4とSP3に対応したCPUクーラー3製品を発表した。いずれも既存の同社製品NH-U14S、NH-U12S、NH-U9を新Socketに対応させたもので、型番の末尾に「TR4-SP3」が付与された同ソケット専用モデルとなる。

 各製品とも、ヒートスプレッダとの接触部が70×56mmとRyzenのサイズに合わせ、2倍近く大型化。また、ヒートスプレッダからの熱の移動を考慮し、ヒートパイプからフィンに熱を伝えるために最適な専用設計とされたことが大きな変更点となる。

 Socket TR4とSP3に対応する専用マウントでは新たにオフセット機能を追加した「SecuFirm2」を採用し、マザーボード上方に対し最大6mmクーラーを移動させることが可能で、SLIやクロスファイア環境の導入に好適とする(クーラー本体については過去のレビューも参照)。

 各製品とも、型番ごとにNH-U14Sは14cmファンを搭載したハイエンドモデルで、NH-U12Sは12cmファンを搭載するエンスージアスト向けモデル、NH-U9は9cmファンを搭載したモデルで、全高が125mmにまで抑えられ、4Uサイズのラックマウントサーバに搭載することも可能となる。