ニュース

GIGABYTE、ゲーミング向け“AORUS”ブランドのX299マザー

 日本ギガバイトは27日、Intel X299チップセット搭載マザーボードの製品説明会を開催した。既報のとおり、GIGABYTEは昨日よりゲーミングブランド“AORUS”のX299マザーボード3機種を発売している(GIGABYTE、Intel X299チップセット搭載のゲーミングマザー3製品参照)。

 説明会ではこれに加えて、AORUSには属さない下位モデルの「X299 UD4」をリリース予定であることが明かされた。ただし、実機は展示しておらず、外観などの確認はできなかった。発売時期についても現時点では不明。使用は下表のようになっている。

【表】GIGABYTE X299マザーボードの主な仕様
X299 AORUS Gaming 9X299 AORUS Gaming 7X299 AORUS Gaming 3X299 UD4
ソケットLGA2066
チップセットIntel X299
拡張スロットPCIe 3.0 x16×2、PCIe 3.0 x8×1、PCIe 3.0 x4×2
メモリDDR4×8
ストレージM.2×3(1基は変換アダプタでU.2に)、SATA 6Gbps×8M.2×3、SATA 6Gbps×8M.2×2、SATA 6Gbps×8
USB(※ピンヘッダ含む)USB 3.1 Type-C×2、USB 3.1×4、USB 3.0×8、USB 2.0×4USB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×10、USB 2.0×4
有線LANKiller E2500、IntelALC1220、Intel
無線LANIEEE 802.11ac--
フォームファクタATX

 以下、会場に設置されていた実機写真と機能紹介のスライドを掲載している。

X299 AORUS Gaming 9
X299 AORUS Gaming 7
X299 AORUS Gaming 3
LED機能を1,680万色のRGBカラーの中から設定できる「RGB Fusion」
LEDテープの1つ1つのLEDに任意の色を設定できる「Digital LED Strips」
X299 AORUS Gaming 9/7にはヒートシンク部にもLEDが埋め込まれている
X299 AORUS Gaming 9のチップセットヒートシンクはLEDのオーバーレイ表示が可能。デザイン用のデータを配布予定としており、3Dプリンタで独自のデザインを表示できるようになる
ビデオカードともLED発光の同期を行なえる「RGB Fusion APP」
高音質設計のオーディオ回路「ESS Sabre Audio」を搭載
アナログオーディオ回路の高品質化も行なっている
NECリレーでノイズを抑制
サウンド機能として「Sound BlasterX 720°」を搭載
音によって敵の位置を映像的に把握可能にする「Scout Radar」を搭載。スマートフォンにキャラクターの位置を示すレーダーを表示できる
最上位のX299 AORUS Gaming 9の裏面はベースプレートで覆われており、重量の大きいCPUクーラーやビデオカードを装着しても基板がゆがみにくいようになっている
M.2用のヒートシンク
ハードウェアのステータスを伝える診断用LEDや、クロックの調整を行なう「Turbo B-Clock」を搭載
CPUやメモリが搭載されていなくてもBIOSの更新が行なえる「Q-Flash Plus」
4モデルのスペックや機能の違い