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MSI、Intel X299マザーボードを27日に発売

~約35,000円から

X299 GAMING M7 ACK

 MSIは、Intel X299チップセットを搭載したマザーボード4製品を6月27日に発売する。価格はすべてオープンプライス。

 ラインナップは、エンスージアストゲーマー向けの「X299 GAMING M7 ACK」、高性能ゲーミング向けの「X299 GAMING PRO CARBON AC」、エントリーゲーミング向けの「X299 TOMAHAWK」、そしてPROシリーズの高性能モデル「X299 SLI PLUS」の4製品。税別店頭予想価格は順に54,980円前後、45,480円前後、35,980円前後、32,980円前後の見込み。

 X299 GAMING M7 ACKは、3wayのNVIDIA SLIやAMD CrossFireなどをサポートするほか、オーバークロック性能を追求。ネットワークはKiller E2500 Gigabit EthernetとKiller Wireless-AC 1535を組み合わせ、ネットワーク帯域を割り振る「Killer DoubleShot PRO」に対応。M.2冷却機構の「M.2 Shield FROZR」を装備する。

 X299 GAMING PRO CARBON ACはIntel製Gigabit Ethernetコントローラと無線LANコントローラを組み合わせ、帯域管理が可能。また、1,680万色/17種類の効果から選べるLEDイルミネーション機能「Mystic Light」に対応し、3Dプリンタを利用して、M.2用のファンやケーブルカバーをユーザーがデザインして実装できる3D Xマウンティングをサポートする。

 X299 TOMAHAWKはエントリー向けで、M.2 Shield FROZRを備えるほか、4本あるPCI Express 3.0 x16スロットのうち1本はチップセットからのx4接続とし、レーン数の少ない低価格なCore XプロセッサでもマルチGPU環境を構築しやすいようにした。

 X299 SLI PLUSはX299 TOMAHAWKと基本構成を共通としつつ、ビジネス用途および一般用とに機能を絞った。Intel I219VとIntel I211-ATの2つのGigabit Ethernetを搭載し、7色/8種類の効果から選べるMystic Lightをサポートする。

 4製品ともにオーディオ回路を分離/独立させ、左右チャンネルレベルでも基板層を分離させ、S/N比120dBで32bitの出力に対応したAudio Boost 4を採用(X299 GAMING M7 ACKはAudio Boost 4 PRO)。電源周りは、小型化と電力効率/電力供給を30%向上させた「Titanium Choke II」や、低ESRを実現したDark CAPなど、独自の高品質部品規格「Military Class VI」に対応する。

 ソケットはLGA2066で、メモリスロットはDDR4×8。拡張スロットはPCI Express x16×4、同x1×2。背面パネルインターフェイスは共通で、USB 3.1×2(うち1基はType-C)、USB 3.0×4、USB 2.0×3(X299 SLI PLUSのみ×4)、Gigabit Ethernet、PS/2、音声入出力などを搭載する。

X299 GAMING PRO CARBON AC
X299 TOMAHAWK
X299 SLI PLUS