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SteamVR、ベータ版でmacOSに対応。ILMがスター・ウォーズをデモ

 米Valveは5日、「SteamVR for MacOS」のベータ版を配布開始した。これによりHTC VIVEがVR対応を謳った次期macOS「High Sierra」の開発者向け版で動作し、Windows版などと同様に居室内での全周トラッキングをサポートする。

 Valveは、Mozillaの協力によってFirefox上でWebVRがサポートされ、WebVRの開発も同時可能になったとする。

 WWDCでAppleはHTC VIVEと、同日に発表されたiMacを用いてUnreal Engine上で動作するデモを行なったが、新しいグラフィックAPIである「Metal 2」により、リアルタイムレンダリングでもより高速で美しい映像が得られるようになったことが特徴となる。

Unreal Editorによるデモ。この画質で、リアルタイムレンダリングでありながら90FPSを保っているという。