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“Skylake”アーキテクチャ採用次世代Xeon E7プロセッサは「Xeon Platinum」に
~製品グレードが希少金属名称へ
2017年5月8日 13:06
米Intelは4日、“Skylake”アーキテクチャ採用の次世代「Xeon」プロセッサファミリーを発表した。
同社はこの10年で最大の進歩をデータセンターにもたらす製品群であるとしており、その影響の大きさを反映し、同社は製品群名称を「Xeon Processor Scalableファミリー」へと変更する。Xeon Processor Scalableファミリーでは、性能と機能を差別化した4つの製品レベルを、金属の名称をもとにしたブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナとして用意する。
これらはXeon E5およびE7プロセッサの後継となる予定で、コンピューティング、ネットワーク、ストレージそれぞれのワークロード固有の機能を搭載し、現在広く使用されているという4年前のシステムと比較して、仮想化されたワークロードに対し最大3.9倍のスケーラビリティ実現を謳い、顧客がシステム上でより多くの多様なワークロードを実行できるとしている。
Xeon Processor Scalableファミリーには、「Intel Advanced Vector Extensions 512 (Intel AVX-512)」や「Intel QuickAssist Technology (Intel QAT)」などの統合されたアクセラレータのほか、「Intel Optane SSD DC P4800X」や「Intel SSD DC P4600」ドライブなどのNVMe SSDのシームレスな管理を実現するように設計された、「Intel Volume Management Device (Intel VMD)」を搭載。 Intel VMDはドライブのスワップ時にサービスの中断を最小限に抑える「ホットプラグ」機能を実現するという。
発売時期や製品の詳細については、今夏に発表を行なうとしている。