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デル、VR対応可能なモバイルワークステーション
2017年3月21日 15:44
デル株式会社は、Kaby Lake世代のCPUとディスクリートGPUを搭載したモバイルワークステーション「Precision 7720」(17.3型)、「Pricision 7520」(15.6型)を発売した。
プロフェッショナル向けのディスクリートGPUとして、QuadroまたはRadeon Pro(後日提供予定)を搭載可能。標準はQuadro M1200搭載だが、Precision 7720ではPascalベースのQuadro P3000も選択可能で、P3000選択時はVRに対応できる。
冷却性を高めており、プロセッサ負荷が高いときでもターボ周波数を長時間維持できるという。また、オプションでAdobeRGB比100%の色域を実現する4Kディスプレイを選択可能。
一例としてPricision 7520は、CPUにCore i5-7300HQ(2.5GHz)、メモリ8GB、500GB HDD、GPUにQuadro M1200(4GB)、1,920×1,080ドット表示対応15.6型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Proを搭載し、税別/送料込み価格は229,980円。Pricision 7720は液晶サイズを除くほぼ同構成で、税別/送料込み価格は239,980円。
インターフェイスはほぼ共通で、USB 3.0×4、SDカードリーダ、Thunderbolt 3、Mini DisplayPort、HDMI出力、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、スマートカードリーダ、音声入出力などを搭載する。
バッテリはいずれも6セルリチウムイオン。本体サイズおよび重量は、Pricision 7720が417.04×281.44×34.49mm(幅×奥行き×高さ)/3.42kg、Pricision 7520が378×261×27.76~33mm(同)/2.8kg。