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GIGABYTE、Ryzen 7対応ゲーミングマザーボード2種
~上位はデュアルオーディオコーデック搭載で背面も前面もS/N比120dB
2017年2月23日 14:26
GIGABYTEは、同社のホームページ上で新たにRyzen 7に対応したゲーミングマザーボード「AORUS」シリーズ2製品を公開した。
両モデルともに多くのRGB LEDを備えており、ピンヘッダによりLEDストライプを増設してイルミネーションを楽しめる。LEDストライプは製品によってピンヘッダ配置が異なるが、ソフトウェアによって最適化できるという。また、8基のCPUファンコネクタ、7基の温度センサーを備え、ハイエンドシステムを構築可能。
Realtekのオーディオコーデック「ALC 1220」を2基搭載。これによりマザーボード背面のジャックを通してスピーカー出力を行なう際も、ケース前面のジャックを通してヘッドフォン出力を行なう際も、両方でS/N比120dBを実現した。また、ヘッドフォンアンプも2基備えており、インピーダンスに応じてダイナミクスを最適化し、歪みや音量が小さいといった問題を防ぐ。Creativeの「Sound Blaster X-Fi MB5」ソフトウェアも付属する。
このほか、Killer E2500とIntelによるデュアルGigabit Ethernet、4基のUSB 3.1ポート、起動シーケンスを表示する診断用LED、スチールで強化されたPCI Express x16拡張スロットおよびメモリスロット、グラフィカルなUEFI BIOS、統合ユーティリティ「EasyTune」などを搭載する。
上位の「GA-AX370-Gaming K7」には、独自の「B-Clock Tuning IC」を搭載しており、ベースクロックを100MHz~300MHzの範囲で自由に設定できる。下位の「GA-AX370-GAMING 5」はこのB-Clock Tuning ICを省いたモデルとなっている。
そのほかの仕様はほぼ共通で、フォームファクタはATX、チップセットはAMD X370、ソケットはAM4、対応CPUはRyzen、メモリはDDR4×4(最大DDR4-3200)、ストレージインターフェイスはM.2×1(PCI Express x4接続またはSATA接続)、U.2(M.2と排他)、SATA Express×2(SATA 6Gbps×4と兼用)、SATA 6Gbps×4。
拡張スロットはPCI Express 3.0 x16形状×2(x16+x0またはx8+x8、SLI/CrossFire対応)、PCI Express 2.0 x16形状×1(x4動作)、同x1×3(x4と排他)。背面パネルI/Oは、USB 3.1×2(うち1基はType-C)、USB 3.0×6、Gigabit Ethernet×2、HDMI出力(画面出力を行なえるプロセッサ装着時のみ)、PS/2、音声入出力などを備える。