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MediaTek、デュアルカメラをサポートしたスマホ向けSoC「Helio P25」
2017年2月9日 13:15
台湾MediaTekは8日(現地時間)、スマートフォン向けSoC「Helio P25」を発表した。
同チップセットは16nm FinFETプロセスで製造された8コアプロセッサと、「MediaTek Imagiq」と称するISP(Image Signal Processor)を搭載するのが特徴。
2016年2月に発表済みのHelio P20と比較して、ARM v8-AアーキテクチャのCortex-A53を8基搭載する点は変わらないが、動作クロックが最大2.3GHzから2.5GHzへ上昇。また、12bitデュアルISPにより、新たに1,300万画素×2のデュアルカメラ構成をサポートしており、カラーセンサーとモノクロセンサーを組み合わせたノイズ除去、リアルタイムでの浅い被写界深度のボケのほか、HDR(High Dynamic Range)ビデオの対応、自動露出収束速度を30~55%高速化するターボ3Aハードウェアエンジンを備えるという。
そのほかの仕様はP20と共通で、GPUにMali T-880 MP2(900MHz)、計6GBまでのLPDDR4xメモリ(1,600MHz、デュアルチャンネル動作)または4GBまでのLPDDR3メモリ(933MHz、シングルチャンネル)サポート、1,920×1,080ドットまでのディスプレイサポート、
そのほか、LTE-FDD/TDD Cat.6(2x20 CA)、IEEE 802.11ac、Bluetooth、GPS(Glonass/Beidou)、FMラジオのサポートもP20と同様。
同社によると、P25搭載スマートフォンは2017年第1四半期に登場するとしている。