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Microsoft、Windows Defenderでのセキュリティ管理を簡易化
~Creators Updateにて実装予定
2017年1月25日 13:56
Microsoftは23日(米国時間)、2017年中に実装が予定されているCreators Updateにおけるセキュリティ管理の新システム「Windows Defender Security Center」を発表した。
Windows Defender Security Centerとは、煩雑なセキュリティ設定を一目で分かるようにしたもので、5つのカテゴリ「Virus & threat protection」、「Device performance & health」、「Firewall & network protection」、「App & browser control」、「Family options」からなる。
「Virus & threat protection」欄では、使用しているウイルス対策ソフトとして、Windows Defenderもしくはサードパーティ型のウイルス対策ソフトが表示される。「Device performance & health」欄では、最新のWindows Updateやバッテリの残り時間、ストレージの空きなどが表示される。「Firewall & network protection」欄では、ネットワークの接続情報やファイアウォールの設定などが表示される。「App & browser control」欄では、怪しいサイトやダウンロード、不正なアプリの情報が表示され、警告してくれる。「Family options」欄では子どものアクティビティを確認したり制限したりすることができる。
また、Creators Update後は、サードパーティのウイルス対策ソフトを購入してその期限が切れた時に自動的にWindows Defenderが有効になるなどセキュリティ意識が強化される。
本機能は現在、Windows 10 Insider Previewでのみ利用できる。