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Raspberry Pi 3に対応した3G通信モジュール
2017年1月25日 12:29
メカトラックス株式会社は、Raspberry Pi 3に対応した3G通信モジュール「3GPi Ver.2」を発売した。直販価格は29,800円。
2014年に投入した「3GPi(Ver.1)」の基本仕様を踏襲しつつ、電源構成を強化することで、従来機種と比較して消費電力が増えたRaspberry Pi 3 Model Bに対応。従来のDC-DCコンバータを強化し、ACアダプタを12V/2Aとすることで、3GPiを経由してRaspberry Pi 3に電源が供給し、Raspberry 3にUSB周辺機器を接続しても十分な電流を確保した。
また、ステータス表示用のLEDを搭載し、通信モジュールの接続状態や電波状況を把握しやすくした。消費電力を節約するためにLEDの点滅をジャンパーでオフにすることもできる。
さらに、3GPiはGPIOなどのピンソケットにスタックすることでRaspberry Piと接続するが、その際は電源/GND意外に電源制御/監視などにGPIOを使用していた。このため、運用次第ではGPIOポートが競合する場合があったが、ジャンパー設定によりGPIOポートの変更も可能となった。
従来モデルと同様、3Gモジュールは前機種と同じSIMCom製の「SIM5320」シリーズを採用し、NTTドコモおよびソフトバンク網をサポートする。