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画面分割表示やYouTubeのポップアウトが可能な新Webブラウザ「Opera Neon」
~サイドタブデザイン採用でWindows/Mac OS対応
2017年1月13日 12:58
Opera Softwareは、新Webブラウザ「Opera Neon」を、WindowsおよびMac向けに公開した。
Opera Neonは、既存のOperaと同じエンジンを使用したコンセプトブラウザで、ユーザーがWeb上のコンテンツに集中できるよう設計されているという。
編集部で検証したところ、BlinkエンジンはVer 537.36で、User Agent上ではChrome/53.0.2785.21と宣言していた。なお、アプリケーションは32bit動作だった(インストール先のOSは64bit)。
特徴的な機能は以下の通り。
- OSで設定した壁紙を取り込んで新規ページの背景に
- 左サイドバーにビデオプレーヤー、画像ギャラリー、ダウンロードマネージャーを配置
- 右サイドにビジュアルタブバーを配置。タブは使用頻度が高いと上に、低いと下に自動で配置される
- URLバーと検索バーと統合したOmnibox
また、Webコンテンツのための機能として、以下の機能も備える。
- サイズ変更/位置調整が可能なビデオポップアウト
- 表示しているWebサイトのスナップショット
- 2つのページを1ウィンドウで同時に表示できる画面分割モード
同社では、「Opera Neonはあくまでもコンセプトブラウザとなっており、既存のOperaブラウザを置き換えるものではない」としているが、2017年春に一部の機能をOperaにも実装する予定としている。