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Microsoft Translatorも日本語を含む10言語でニューラルネットワーク翻訳を提供開始
2016年11月24日 12:29
日本マイクロソフト株式会社は、同社が提供する翻訳サービス「Microsoft Translator」が日本語を含む10言語でニューラルネットワークによる翻訳の提供を開始したと発表した。
対応言語は、アラビア語、中国語 (北京語)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジル ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、日本語。Microsoft Translatorを利用するSkype TranslatorやOffice Bing翻訳などで新しい翻訳機能が利用できるようになる。
同社では、音声翻訳やテキスト翻訳におけるニューラルネットワークの活用はまだ初期段階だが、生成される翻訳の質は、既に統計的機械翻訳(SMT)を超えており、文章を翻訳する前に全文の文脈をより適切に捉えることで、従来よりもはるかに品質が高い、より自然な翻訳を実現するとしている。
Microsoft Translator APIの利用により、第三者もこのサービスを活用できる。なお、Speech APIでの日本語対応は近日中の予定。
競合のGoogleも先日より、8カ国語で翻訳サービスにニューラル機械翻訳を導入した。