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Futuremark、仮想現実向けベンチマーク「VRMark」をリリース

 Futuremarkは3日(フィンランド時間)、仮想現実(VR)向けのベンチマークスイート「VRMark」を正式にリリースした。

 2015年6月に開発を予告したベンチマークソフト。これまでベータ版が公開されたが、ようやく正式リリースとなった。Basic Editionは無料で使用できるが、より高度なベンチマークと詳細分析などが可能なAdvanced Editionは19.99ドル。現在、発売週記念として14.99ドルで販売されている。

 VRMarkでは、HTC ViveまたはOculus RiftでVRゲームを快適にプレイできるかどうかをテストする。いずれも手持ちのディスプレイでベンチマークが行なえるため、VRヘッドセットを接続する必要はない。

 テストは2種類で、「Orange Room」は現行のHTC ViveとOculus Rift向けにポピュラーなタイトルが快適に動くかどうかをテストできる。

 一方「Blue Room」は次世代ハードウェアを見据えたベンチマークで、最新のVRゲームを最高の画質セッティングで動作できるかどうかをテスト可能。解像度は最大5K(5,120×2,880ドット)に達する。なお、Blue RoomはAdvanced Editionでのみ実行できる。

 最小動作環境は、デュアルコアCPU、メモリ2GB、ストレージ2GB、1.5GB以上のビデオメモリを備えたDirectX 11以降対応のビデオカードなどとなっており、対応OSはWindows 7(SP1)以降。

Orange Room
Blue Room