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深層学習で幼児の突然死を防ぐ見守りカメラ
2016年10月31日 12:43
深層学習(ディープラーニング)を活用し、幼児の状態を認識し、うつぶせ寝による突然死を未然に防ぐための見守りカメラ「BabbyCam」が米国にて販売されている。
BabbyCamは、カメラ自体は小ぶりな一般的なネットワークカメラで、クリップによりベビーベッドに簡単に取り付けられる。キモとなるのは深層学習の利用機能で、多数の画像を分析することで、幼児が「起きている」、「泣いている」、「寝ている」などの状態をより正確に把握する。設定により、幼児の状態が変化した時にスマートフォンなどにメールを送信できる。
また、「うつぶせに寝ている」状態を把握でき、警告を送信することで、これにより呼吸困難で幼児が突然死してしまうことを防ぐ。
このほか、撮影した画像を深層学習で分析し、ハイライト部分を抜き出したタイムラプスで早送り再生する機能や、SNSなどで共有する機能も搭載する。
深層学習は、NVIDIAのフレームワークとTeslaが用いられている。
価格は229ドルで、現在は米国内のみに出荷している。