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Microsoft、「Surface Book」の下半身を強化、GPU性能2倍/バッテリ30%延長に

Surface Book

 米Microsoftは26日(現地時間)、クラムシェルにもなる2in1「Surface Book」の強化モデルを発表した。米国では予約受付中で、発売は11月10日。

 Surface Bookはタブレット形状で、ヒンジ付きのキーボードドックに装着すればクラムシェルノートとしても使える2in1。キーボードドック側に拡張バッテリや、ディスクリートGPU(下位モデルを除く)を備えているが、今回このキーボードドックの強化モデルが発表された。

 従来のSurface BookはGeForce 940MをベースとしたGPUが採用されていたが、これをGeForce GTX 965Mに変更し、GPU性能を2倍に強化。またバッテリ容量も30%増量し、合計で16時間のバッテリ駆動が可能となった。仕様変更に伴い、ファンを2基に増やし、冷却性能を向上させた。本体サイズは従来と共通だが、重量は従来の1,576g(GPU搭載モデル)から1,647gへと増えている。

 主な仕様は、第6世代Core i7、メモリは8GBまたは16GB、ストレージは256GB/512GB/1TBの3種類。液晶は3,000×2,000ドット表示/10点タッチ対応の13.5型PixelSense Display、OSはWindows 10 Pro。米国での価格は、メモリ8GB/ストレージ256GB構成が2,399ドル、メモリ16GB/ストレージ512GB構成が2,799ドル、メモリ16GB/ストレージ1TB構成が3,299ドルとなっている。

 インターフェイスは、SDカードスロット、USB 3.0×2、Mini DisplayPort出力、500万画素前面/800万画素背面Webカメラ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、TPMセキュリティチップ、音声入出力などを搭載する。

 本体サイズは312.3×232.1×13~22.8mm(幅×奥行き×高さ)。